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【ブログ】バター香る魅惑のクロワッサンのひみつ

ラフィーカ カフェ コーヒー パン 宮崎

 

~目次~

日本でも人気のクロワッサンとは?

クロワッサンの歴史

フランスに伝来

クロワッサンは2種類!?

クロワッサンの進化

最後に

 


▶日本でも人気のクロワッサンとは?


 

ラフィーカ カフェ コーヒー パン 宮崎

パリパリとした食感と、
豊かなバターの風味が特徴的な<クロワッサン>は、
ヨーロッパを中心に世界的に食べられています。
日本でも、女性の好きなパンで第1位になるほど
クロワッサンは人気です。
パンの一種と思われがちなクロワッサンですが、
厳密な分類でいうと実は“Viennoiserie”(ヴィエノワズリー)です。
ヴィエノワズリーとは、卵やバター、砂糖などを使って
リッチな食味に仕上げた菓子パンの総称のことです。
フランス人が言う“パン”とは、
バゲットや田舎パンや穀物パン、小麦粉、塩、水、イーストで
作られるもので食事と一緒にいただくものを意味します。

 

日本ではパン職人がつくるクロワッサンも、
フランスではパティシエが作るそうです。
パンの仲間と思っていたクロワッサンは、
“パン”と“パティスリー”の間くらいの立ち位置であり、
作る人はパン職人ではなくお菓子作りの職人たちで、
決して“パンの一種”ではないということです。

 


▶クロワッサンの歴史


 

クロワッサン(Croissant)はフランス語で三日月という意味です。
フランスを代表とするパンですが、
実は発祥も由来もフランスではありません。

 

クロワッサンの起源については諸説ありますが、
“オーストリアがオスマン帝国(トルコ軍)を倒した際の記念説”
がよく知られています。
現在のトルコの共和国のアナトリア地方に建国されたオスマン帝国と、
オーストリアとの間で1683年に起きた戦争がきっかけとされています。
この戦争は2カ月に及ぶ激しい戦いの末、オーストリアが勝利しました。
17世紀、オーストリアのウィーンにいるパン職人が早朝、
地下でパンを製造していた際、トルコ軍の侵入に気付いて軍へ連絡し、
見事撃退できたといわれています。
そして、そのお祝いとして作られた三日月形のパン、
<キプフェル>がクロワッサン誕生の由来とされているのです。
この説では、三日月のパンを作った理由について
“トルコのシンボルの三日月を食べる=トルコに勝利した”
という意味合いがあります。

 

キプフェルとは、現在のふんわりサクサクのデニッシュのような
ペストリー生地のクロワッサンとは違って、
小麦・水・塩・イーストの4つの主原料で作られる
リーン系のバターを使用しないロールパンのようなパンのことです。
このパンが後にクロワッサンになります。

 


▶フランスに伝来


 

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フランスにクロワッサンの原型となるキプフェルを持ち込んだのは、
18世紀にオーストリアからフランス王16世のもとに嫁いだ
<マリー・アントワネット>です。
彼女が嫁入りするとき、
多くの専属パン職人をフランスへ連れて行ったと言われています。
母国ウィーンの味が恋しかった彼女は、
フランスでも職人特製のキプフェルを堪能していたといわれています。
その後、ウィーン人起業家が開いた高級ペストリーショップが、
フランス社会にクロワッサンを広めたのです。
この店では、伝統的なキプフェルを、
今日のクロワッサンに近い軽くさくさくした生地で、
フランス人が好むミルフィーユ状にして販売していました。

 

フランス国内で人気となったこのパンは、
三日月の形をしていたことから
クロワッサン(croissant)と呼ばれるようになります。
そして同じようなパンを売り出すパン屋がいくつも登場し、
クロワッサンはフランスの朝食には欠かせないものになりました。
現在のように、イーストなどの酵母で発酵させた生地に
バターを折り込んで何層にも折りたたんだ生地を作るという
レシピが広まるのは20世紀になってからです。
その後、クロワッサンは世界中に広まりました。
パリパリとしてこんがりと焼けた皮にバターの風味、
何層にも重なった生地が特徴的なクロワッサンですが、
フランスでは、使われている油脂の違いが見ためでわかるように
形状を変えて作られています。

 


▶クロワッサンは2種類!?


 

クロワッサンの形を思いだすと2種類思い出しませんか?
ひとつはひし形で両端がまっすぐなもの。
もうひとつは、三日月のように両端が曲がったもの。
どちらも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
厳密に分けると、クロワッサンは2種類に分けられるのです。

 

ひし形のものは、
“クロワッサン・オ・ブール”croissant au beurre)です。
ブールとはバターのことなので、
生地にバターを使って作られたクロワッサンとなります。
こちらはバターがたっぷり入っている日本でも
お馴染みのクロワッサンです。
バターを使う分、クロワッサン・オルディネールより高くなります。
両端を曲げた三日月型のものは、
“クロワッサン・オルディネール”(croissant ordinaire)です。
オルディネールには、普通の、日常のといった意味があり、
昔から手にはいりやすい種類の
油脂(バター以外)を使って作られています。

 

このようにフランスでは、まっすぐな形をしたものはバター原料、
三日月型はマーガリン原料と分かれてます。
日本ではそれぞれ職人のこだわりのもとに
原材料・形・作り方を決めていますので、
形による材料の違いは決まっていません。

 


クロワッサンの進化


 

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菓子パンのなかでも圧倒的な存在をほこるクロワッサンですが、
最近ではクロワッサンをベースに進化した
<ハイブリッドパン>が話題になっています。
例えば、クロワッサンとドーナッツを組み合わせた“クロナッツ”は、
ニューヨークではお馴染みのスイーツになっています。
ドイツのプレッツエル生地で作った
“プッレッツエルクロワッサン”もあります。
クロワッサンの形をそのままラスクにした“クロワッサンラスク”は
独特のサクサクした食感にファンが増えている商品です。
サクッとした食感のクロワッサンと、
もちっとした食感のベーグルを合わせた“クロワーグル”。
クロワッサンとクッキーを合わせた“クロッキー”、
クロワッサンとワッフルの“クロワッサンワッフル”、
クロワッサンと食パンをあわせた“クロワッサン食パン”など、
進化系クロワッサンやハイブリッドスイーツがうまれています。

 

クロワッサン本来の味を楽しむもよし、
進化系クロワッサンをみつけるのも楽しそうですね。

 


▶最後に


 

サクサクした食感と、豊なバターの風味がたまらないクロワッサン。
ジャムをつけたりホットチョコレート、
コーヒーやカフェオレに浸して食べたり、
ハムとチーズ、玉子といった
好きな具材を挟んでサンドイッチにしたりと、
そのまま食べる以外にもおいしい可能性を秘めています。

 

今日はお気に入りのクロワッサンと
おいしい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?