【ブログ】今日からはじめる朝活~黄金時間の朝を自分のために~
~目次~
▶朝活とは
▶朝活のメリット
▶朝活の始め方
▶朝活成功のためのコツ
▶まとめ
▶朝活とは
朝活とは文字どおり、“朝の時間”に活動することです。
単に早起きして活動時間を前倒しするのではなく、
自分の趣味やスキルアップのために、
仕事や学校に行く前の時間を有効活用し、
生活を充実させることが朝活の目的です。
早起きと朝活の違うところは、
目的をもって早く起きるという点です。
ただ朝の身支度に余裕が欲しいから早く起きるのではなく、
その時間は自分を磨くための時間に充てるのです。
朝起きてから「何をしようかな」と考えるのではなく、
「明日はこれをしよう」と寝る前に決めておくことが
<朝活>のポイントです。
▶朝活のメリット
1)心に余裕ができて気持ちよく1日をスタート
朝は何かと慌ただしいものですが、
朝活を始めると早起きした分だけスケジュールにゆとりが生まれ
落ち着いて一日を始めることができます。
そして、朝活を始めると
予想外の出来事に慌てることがなくなります。
例えば、天気予報が外れて雨が降っていても
気持ちを切り替えて慌てずに準備をすることができますし、
ちょっとしたことでイライラすることはなくなります。
心の余裕は時間の余裕から。
朝の余白の時間を大切にし、
ゆっくりと考えてから活動を始めると、
余裕をもって一日を過ごせます。
早起きすることで、時間に追われている感覚から
自分で時間をコントロールしている感覚に変わっていくのです。
2)生活リズムが整い、健康になれる
早起きして目の網膜に光を当てることで、
心身の安定や安らぎに寄与する“セロトニン”が
分泌されるということが科学的に証明されています。
また、睡眠で記憶や感情経験が整理整頓されるため、
脳によって朝が一番“飽きない”状態です。
クリアな頭で生産的な考えや、
未来志向の考えを巡らせることができます。
さらに、朝セロトニンをしっかり分泌させると、
自然な眠りを誘うメラトニンが多く分泌され、
よく眠ることができるので規則正しい生活を送ることができます。
朝早起きすると十分な時間があるので、
ゆっくり準備をすることで体のリズムが整います。
“早起きは三文の徳”と言われるように、脳科学的にも
早起きが心身に好影響を与えることが証明されています。
人間の体には<サーカディアンリズム>と呼ばれる、
日が昇ると活動を始め、
沈むと体を休めるという体内時計があります。
早起きによりこの体内時計が整い、
身体の調子が良くなるのです。
早寝が習慣になれば起床時間も同じ時刻に調整しやすくなり、
睡眠の質も向上するためすっきり目覚めることができます。
朝活に時間も充実したものになり、
以前よりも前向きに物事を捉えることができます。
3)逆算して物事を考え、時間管理ができるようになる
朝早く起きるには夜早く寝る必要があり、
夜早く寝るには仕事を早く終える必要があります。
始業前までの時間で朝活するには、
段取りよくテキパキと物事を進める必要があります。
このように区切りが細かくあるため、
逆算して物事を効率的に進めようという意識が高まり、
自分のすべきタスクを明確にすることができます。
常に優先順位を意識しながら、
効率よく物事を進めていけるようになり
自分で時間のコントロールできるようになります。
夜の学び「明日から頑張ろう!」と思っていても、
一度寝ると忘れてしまうことも多いですが、
朝なら得た知識をそのまま仕事に活かすことができます。
すぐ実行して結果が出れば楽しいので、
さらに行動しようというモチベーションが生まれます。
4)朝活で行動すると成果が出やすくなる
朝活セミナーや朝活イベントで学びを得ると、
学びから行動までのタイムラグが少ないため、
実践のハードルが低くなるメリットがあります。
5)自分の時間を持てる
毎日の忙しさのなかでまとまった時間を取れず、
なかなか手をつけなかったことにも
集中して取り組めることが朝活のメリットのひとつです。
毎日早く起きるだけで、家事や仕事に邪魔されない、
自分だけの時間を確保できます。
そして十分に睡眠をとった翌朝は頭がスッキリしています。
その分、集中して朝活に取り組めるので成果も出やすいのです。
▶朝活の始め方
朝活を始めるときは、目的を明確にすることが大切です。
まず、早起きを習慣化するためのモチベーションとして、
何をしたいかを明確にします。
手帳にやりたいことをかき出して起きる時間を決める
やりたいことを〇〇分と時間も決めて、箇条書きで書きます。
時間を逆算して、起きる時間を決めます。
朝日を浴びて体を目覚めさす
目覚まし時計は朝起きる時間ぴったりにセットします。
起きたら窓を開けて朝日を浴びましょう。
人の体内時計は24時間より少し長めにできているため、
毎日少しずつ早めてあげないと後ろにずれてしまいます。
朝日には後ろにずれる時計を早める効果があるため、
体内時計をリセットするためにも朝日を浴びることが大切です。
寝る時間も意識する。早く寝る工夫をする。
早起きも慣れないと大変ですが、
早く寝る方が難しい場合も多くあります。
早く眠りにつくための工夫をしてみましょう。
寝つきが悪い、睡眠が浅いと感じる方は
運動を習慣的に行うことをオススメします。
激しい運動は逆に睡眠を妨げるため、
ウォーキングやランニングなどの有酸素運動がオススメです。
快眠のためにはゆっくり入浴するのも効果的です。
就寝直前の入浴は寝つきを悪くする心配があるため、
就寝2~3時間前に入り、しっかり湯船に浸かります。
体温を少し上昇させることが目的なので、
42度の熱いお湯なら5分、
38度のぬるめのお湯には25~30分など、
自分の好みに合う入浴をしましょう。
また、コーヒーや緑茶、チョコレートなどの
カフェインが含まれる飲料には覚醒作用があるため、
就寝の5時間ぐらい前から控えることをオススメします。
夜に光を浴びることも自律神経を乱す原因だと言われています。
就寝前はパソコンやスマホに触らず、
リラックスできる音楽やアロマをつかうなど、
入眠しやすい環境を整えることが大切です。
▶朝活成功のためのコツ
睡眠負債を発生させない
早起きするために睡眠時間を削る必要はありません。
睡眠負債という言葉は聞きなれないものですが、
簡単に言うと“睡眠時間が足りない分の蓄積”のことです。
脳のエネルギーを回復するには、
ある程度まとまった睡眠が必要です。
仮にそれを6時間とした場合、
実際の睡眠時間が5時間ならば
1時間の睡眠負債が発生することになります。
これが3日続けば、不足分は3時間です。
この不足分の蓄積が睡眠負債であり、
溜まりすぎれば反動でまとめ寝をしてしまい、
体内時計を狂わす原因にもなります。
これを防ぐには、睡眠負債が生じないよう無理のない
睡眠時間を設定しキープし続けることが重要になります。
自分に必要な睡眠時間を確保し、
睡眠不足にならないように
朝活に取り組める工夫をしていきましょう。
無理な目標設定は避ける
朝活に限らないことですが、
初めから目標を高く設定しすぎると、
結局ついていけず挫折することになりがちです。
朝活ということで最初から張り切ってしまい、
早起きしすぎたことで体がついていけないというケースです。
例えば、これまで8時に起きていたものを、
いきなり4時に起きるのはさすがに無理があります。
生活習慣の変更は、いきなり大幅に変えるのではなく、
徐々に変えていくことが成功の秘訣です。
まずは30分早めに起きることから始めるなど、
現実的に可能な範囲で目標を設定してみましょう。
何事も小さめの目標をクリアしていくことの継続で、
結果的に大きな目標を達成できるのです。
▶まとめ
全ての人にとって1日は24時間しかありません。
限られた時間をどう使うかで、
今までの生活を変えることができます。
“時間に追われている”という人は、
ほかの誰かに時間の主導権を渡しているのです。
自分の意思次第で自由に使うことができる朝を
戦略的に活用することで、
“時間に追われる人生”から”時間を追いかける人生”へと
シフトチェンジする人を増やすことを目的に
生活してみませんか?
“朝活の充実”が、自分が自分らしくいられるための
大切な時間にきっとなるはずです。