【ブログ】ヘアカラー専門店はなぜそんなに人気なのか?
~目次~
▶白髪染めの現状
▶美容室・サロンで美容師に染めてもらうメリットとデメリット
▶市販のカラー剤を使って自宅で染めるメリットとデメリット
▶ヘアカラー専門店のメリットとデメリット
▶日頃きれいに髪を染めていることでの驚きの効果
▶美容室・サロンが自分の顧客にカラー専門店を勧める?
今話題の<ヘアカラー専門店>。
そもそもヘアカラー専門店は、
どういう方が利用しているのでしょうか。
多くの割合を占めているのが、白髪染めをしている方々になります。
ヘアカラーとは言っても、オシャレ染めや白髪染めがあります。
美容室でのヘアカラーにおいても、
白髪染めが多くを占めているって知っていましたか?
白髪染めは人生に欠かせない存在と言っても過言ではありませんね。
▶白髪染めの現状
実際に、50代・60代女性の9割近くに白髪があり、
また、<8割以上>が白髪染めをしているとのデータがあります(※1)。
簡単に計算してもとても多くの方々が白髪染めをしていますよね。
白髪染めをする手段として、
★美容室・サロンなどで美容師に染めてもらう
★市販のカラー剤を使って自宅で染める
に大きく分かれるかと思います。
どちらにもメリット・デメリットがあります。
※1…株式会社リクルートライフスタイル
「白髪・グレイヘアに関する意識調査2020」より
▶美容室などで美容師に染めてもらうメリットとデメリット
[メリット:染ムラがない。髪へのダメージを抑えられる。]
プロである美容師が染めるので、キレイに仕上がります。
プロ用のカラー剤を使用するため、
髪へのダメージも抑えることができます。
[デメリット:コストがかかる。予約による時間的制約がある。]
一般的な美容室・ヘアサロンでの
ヘアカラー料金の平均は5000円~8000円です。
ただし、ヘアカラー専門店となると、
<平均1500~3000円>となります。
事前に予約が必要なため、
急遽行くことは難しいなどの時間的制約があります。
▶市販のカラー剤を使って自宅で染めるメリットとデメリット
[メリット:安い。]
市販のカラー剤の価格は500円程度から、
高いものは1800円前後まであります。
そして、染めるのに1時間ほど時間を使いますよね。
今年度の時給改定により、全国平均時給は930円になります。
カラー剤を仮に売れ筋価格帯の800円とした時に、
800円+930円=“1730円”が必要と考えることができます。
つまり何が言いたいのかと申しますと、
自宅で染めると安いというイメージがあるかもしれませんが、
ヘアカラー専門店での料金と比較しても
そこまで大きな差はありません。
[デメリット:染めムラができる。髪へのダメージが気になる。]
誰がやっても染まらないといけないので薬剤のパワーが強く、
それが傷みやすい毛先にも付着することで痛みが進行してしまいます。
染めた直後のあのガサガサ感は、
実はキューティクルが剥がれた状態なのです。
特に揉みこむ系のカラー剤は、
パワーの強い薬剤を必要のない部分まで揉みこむわけですから
100%傷むと言われていて注意が必要です。
また、染める練習もしくは経験を積めば、
染めムラをなくすことは可能かもしれませんが限界はあります。
そして、手や浴室などが汚れてしまうということもありますよね。
掃除がなかなか大変です。
▶ヘアカラー専門店のメリットとデメリット
メリット:
・気になった時に気軽に染められる。
・一般的な美容室やサロンで染めるより安価。
・自分でブローするので時間が節約できる。
・自分で染めるよりきれいに染まる。
・洗面所やお風呂場を汚すこともしなくていい。
ヘアカラー専門店では、
自宅で染める場合のコストと同じくらいのコストで
きれいにそめることができます。
デメリットと言えるのかはわかりませんが、
あえて挙げるとするならこのようなことが挙げられます。
デメリット:
・ヘナ、マニなどの特殊なカラーの提供がない。
・ハイトーンやブリーチの提供がない。
・難しい技術を要するカラーの提供がない。
・黒染めやトリートメントカラーをした髪への
カラーへの施術は行わない。
・髪に負担のある薬剤を使っているお店もある。
▶日頃キレイに髪を染めていることでの驚きの効果
少し話は変わりますが、
いつもキレイに髪を染めているとオシャレに見られます。
髪というものは外見の第一印象に関わる大きな部分ですので、
そこをキレイにしているのとしていないのとでは違います。
オシャレに見られるのは嬉しいという方は多いのではないでしょうか。
そして、なんと、
髪をキレイにしていると肌もキレイに見えるみたいです。
実際にそのように耳にしたことがあります。
驚きの効果とは、<美肌効果>なのです。
肌がキレイに見えるのは全員嬉しいことだと思います。
▶美容室・サロンが自分の顧客にカラー専門店を勧める?
美容師・スタイリストが自分のお客さんに一番してほしくないことは、
<ホームカラー>=“自宅で染める”ことだそうです。
その理由は、
当然髪の毛が傷んでしまうためその後の修復に時間がかかり、
パーマやカットが難しくなるからです。
だから、お客さんに自宅で染められるくらいなら
カラー専門店を勧めるというわけです。
カラー専門店は美容室・サロンのライバル関係ではなく、
大切なお客さんのために<共存共栄>しているのですね。
今回は白髪について話をしました。
ライフスタイルに合わせて美容室・サロン、
ヘアカラー専門店を使い分け、白髪と上手に付き合っていくことで
生活もより豊かなものになっていくのではないでしょうか?