【ブログ】加齢に伴う悩み～③ボリューム編～
～目次～
▶髪がボリュームダウンする原因とは？
▶セルフボリュームアップ対策：①ブラッシング
▶セルフボリュームアップ対策：②頭皮ケア
▶セルフボリュームアップ対策：③ドライヤー
▶セルフボリュームアップ対策：④生活習慣
▶美容師（プロ）の手技による炭酸ヘッドスパ
髪にボリュームがなく、
スタイリングしてもぺたんこの状態になってしまうのが
コンプレックス…。
そんな髪の毛へのお悩みを抱えている方は少なくありません。
確かに、髪がふんわりボリューミーでないと元気な印象が半減したり、
なんとなく見た目年齢が老けたりしてしまうため、
オシャレに敏感な方ほど気になってしまうのは当然です。
そこで今回は、髪がボリュームダウンする原因と、
自分でもできるボリュームアップ対策をご紹介します。
▶髪がボリュームダウンする原因とは？
元々の髪質・頭皮の皮脂分泌量
年齢に関係なく、長年ぺたんこの髪にお悩みの場合、
遺伝的に“髪が細く柔らかい”と考えられます。
この場合、髪のハリ・コシが元々ないため根元の立ち上がりが難しく、
髪が全体的に下向きになってしまうのです。
また、皮脂の分泌量も原因の一つとなります。
顔と同じく頭皮の皮脂は、頭皮の乾燥を防ぎ、
髪の油分を補って髪の乾燥を防ぐ作用があるため、
適度な分泌は必要です。
しかし、頭皮の皮脂分泌量が過剰に多いと髪がべたついて重くなり、
さらに髪同士が皮脂でくっついてしまうため、
髪の根元が立ち上がりにくくなってボリュームダウンしてしまいます。
湿気
雨の日や梅雨の時期など、
湿気が多い日に髪がボリュームダウンする場合は、
髪に空気中の水分が吸収されることで、
髪が通常よりも重くなっていると考えられます。
加齢による老化
年齢を重ねると現れる、
シミ・シワ・たるみなどの肌の＜エイジングサイン＞。
このような加齢による老化現象は、
髪の場合、白髪だけではなく髪質の変化も招きます。
若い頃と比べて、
★髪が細くなった
★コシがなくなった
★うねりやすくなった
★毛量自体が減った
と感じるなら、加齢によるホルモンバランスの変化によって、
“ヘアサイクル”（髪が成長し自然に抜け、再度成長するサイクル）が
乱れているのかもしれません。
髪には成長期と休止期がありますが、
年齢を重ねると成長期の髪の本数は減少し、
休止期の髪の本数が増加します。
すると、抜け毛は増えるものの新しい髪はあまり生えてこないため、
髪全体の本数が徐々に減ってしまい、
薄毛のトラブルが発生するのです。
また、細胞分裂の速度が遅くなることで髪の成長速度までも遅くなり、
髪1本1本も細くコシがなくなってしまいます。
そのため、“髪が細くなる”、“毛量が減る”という
髪質の変化が起こるのです。
生活習慣・ストレス
栄養の偏りや睡眠不足、喫煙、心身のストレス、運動不足など、
日々の生活習慣によって自律神経やホルモンバランスが乱れたり、
頭皮が血行不良になっていたりすると、
加齢による老化と同じくヘアサイクルが乱れるため、
抜け毛の増加や髪質の変化が現れます。
また、洗浄力の強いシャンプーで洗うという習慣によって、
必要な皮脂までも取り去ってしまい、
髪と頭皮が乾燥し傷んでいる可能性もあります。
パーマ・カラーリング、紫外線によるダメージ
パーマやカラーリング・ブリーチなどを繰り返していると、
髪の毛へのダメージだけではなく、
頭皮にも薬剤によるダメージを与えていることがあります。
また、意外に盲点なのが＜紫外線＞です。
顔と同じく髪や頭皮にも紫外線によるダメージが蓄積され、
乾燥などのトラブルが起きている可能性があります。
頭皮は健康な髪を育てる大切な土台のため、
ハリ・コシのあるボリューミーな髪作りには、
頭皮環境までもケアする必要があるのです。
▶セルフボリュームアップ対策：①ブラッシング
シャンプーでゴシゴシと髪の汚れを落とそうとすると、
髪や頭皮に余分な負荷がかかってしまいます。
そのため、シャンプー前の乾いた髪をブラッシングして髪をほぐし、
事前に微細なゴミ・ホコリを取ることで、
その後のシャンプータイムでの摩擦を軽くできます。
なお、頭皮や髪の乾燥が気になる場合は、
ボリュームタイプで髪に優しい
アミノ酸系シャンプーを選んでみましょう。
▶セルフボリュームアップ対策：②頭皮ケア
頭皮が過剰な皮脂でべたつく、
または頭皮の乾燥やかゆみが気になるのなら、
＜頭皮環境＞を整えるところから始めましょう。
頭皮（スカルプ）ケアのできるシャンプーや頭皮用美容液を使って、
頭皮全体を指の腹で丁寧にマッサージし、
余分な皮脂は取り除きつつ乾燥を防いで、頭皮の血行を促進させます。
なお、シャンプー・コンディショナーはしっかりとすすぎ、
頭皮の毛穴詰まりを起こさないようにご注意ください。
▶セルフボリュームアップ対策：③ドライヤー
洗髪後や朝のスタイリング時の
ドライヤーのかけ方を少し工夫するだけでも、
髪の根元が立ってボリュームアップにつながります。
根元が立ちやすくなるドライヤーのかけ方
1) 右側の耳上の髪を、左手で左側に寄せます。
2 ) “1)”でできた右側の耳上の分け目（髪の根元）を中心に
ドライヤーの温風を当て、その後で冷風を当てます。
3) 前髪部分も“1)”～“2)”と同じように右から左側へと寄せて、
根元を中心に温風・冷風を当てます。
4) 左右を入れ替えて、“1)”～“3)”を行います。
5) 頭頂部中央の髪をつかみ、
垂直に立たせて根元を中心にドライヤーの温風を前後に当て、
その後で冷風を当てます。
6) 頭頂部中央から後ろの髪を、数段階に分けてつかみ、
“4)”と同様に根元を中心にドライヤーの温風を前後に当て、
その後で冷風を当てます。
＊後頭部の絶壁が気になる方は、
ドライヤーの温風・冷風を“根元の後ろ側”のみに当てましょう。
▶セルフボリュームアップ対策：④生活習慣
栄養の偏りは自律神経やホルモンバランスの乱れ、
血行不良などの体調不良を招くため、
ヘアサイクルに悪影響を及ぼします。
そのため、髪の健康に良いとされる
“タンパク質”、“ビタミン類”、“カルシウム”、“亜鉛”、“鉄分”を中心に
摂取するようにしましょう。
おすすめ食材
海藻類、緑黄色野菜、卵、ナッツ類、大豆・大豆製品、
牡蠣、ウナギ、ゴマ、ヨーグルト
▶美容師（プロ）の手技による炭酸ヘッドスパ
炭酸ヘッドスパとは、その名の通り、
高濃度の炭酸ガスを溶け込ませた“炭酸泉”を使って行うヘッドスパです。
炭酸は普通のお湯と違い、汚れを落とすパワーが違います。
炭酸ガスの細かい泡によって小さい毛穴や髪の毛の汚れを落とし、
炭酸の力により皮脂や古い角質、
老廃物などのシャンプーでは落としきれない汚れが
髪や頭皮からはがれ落ちます。
それだけのパワーがありながらも地肌と同じく“弱酸性”なので、
髪にも地肌にも優しいです。
その炭酸を使ったヘッドスパは汚れを落としながら、
マッサージでの血流促進、お肌のリフトアップ効果などにより
＜アンチエイジング＞にも嬉しい効果があります。
炭酸との相乗効果で通常のヘッドスパよりもたくさんの効果が期待でき、
老若男女問わずに結果が出てリラックスできるのが炭酸ヘッドスパです。
そんな炭酸ヘッドスパですが、
美容師（プロ）手技による炭酸ヘッドスパを2000円程度という
破格の料金で施術してもらえる店舗も話題を集めています。
1ヶ月に1回といった＜定期的＞な施術が大切ですので、
是非毎月通うことをオススメします。
ちなみに、1回あたり約500円という超破格の店舗もあるようで、
それなら毎週でも通えそうですよね。
セルフボリュームアップ対策と炭酸ヘッドスパで
ボリュームダウンから少しでも解放されることでしょう。
