【ブログ】白髪の生える場所の意味と秘密
~目次~
▶白髪の生える場所の秘密
▶白髪の生える場所で体調不良がわかる?
▶後頭部や襟足に白髪が少ない理由
▶不自然に多い部分白髪には要注意
▶体調不良のサインをキャッチしよう
白髪は人によって全体的に生えたり、部分的に生えたりします。
また、部分的にまとまって生える人もいますよね。
白髪と生える場所の関係を知ると、
自分の体の不調に気づくことができるかもしれません。
つまり、この体の不調に気づくことができれば、
体も健康になり白髪も改善する可能性があるということです。
今回は、白髪が生える場所からわかる体調不良のサインについて
お話ししたいと思います。
ただし、諸説ある話ですので、
参考程度にしてもらえると幸いです。
▶白髪の生える場所の秘密
白髪の生え方は人それぞれ違います。
こめかみの周りに生えることが多い人や、
頭頂部に生えることが多い人もいます。
一般的に、白髪の原因は加齢や生活習慣の乱れ、
ストレスなどが上げられます。
しかし、白髪が一部に集中して生えている場合、
<体調不良のサイン>ということもあります。
頭にはツボが集まっており、
このツボが示す体の箇所が白髪になるのです。
頭の中の血管は、頭頂部にいくにつれ細くなっています。
したがって、体の中の機能が正常に働いていないと
頭皮の部分まで必要な栄養が行き届かなくなり、
白髪が集中して生えてしまうのです。
▶白髪の生える場所で体調不良がわかる?
1)右側もしくは左側だけ
<右脳>もしくは<左脳>、
日常で多く使っている側によると言われています。
脳の重さは体重の2%ほどですが、
この脳は体の消費エネルギーの約24%を消費しています。
脳を働かせるということは
それだけとても<ストレス>ということ。
右脳もしくは左脳の片方を酷使すると、
結果それが白髪となって出てきてしまうのです。
ちなみに、右脳は直感で、仕事であればクリエイティブなものです。
左脳は論理で、仕事であれば数字などを扱うものです。
白髪の生え方に右側と左側で差が出るのはよくあることなので、
それほど気にする必要はありません。
2)頭頂部(てっぺん):胃腸系やストレス
<胃腸系>の体調不良が起こっている可能性があります。
この部分は胃や消化器系と繋がっています。
そして、自律神経に関連している部分とされており、
ストレスや自律神経失調症などでもこの部分に現れます。
また、頭頂部は紫外線が最も当たりやすい部分でもあるので、
髪や毛根への紫外線ダメージが強く
それが原因になっていることもあります。
3)頭頂部の右側:腎臓系
<腎臓系>の体調不良や疾患が考えられます。
腎臓の主な働きは“体の中の老廃物(不要物)を
体外へ排出する”というもの。
この働きが悪くなると、むくみがひどくなったり、
尿が正常に出なくなったりします。
4)頭頂部の左側:肝臓
<肝臓>に関係しています。
肝臓の主な働きは“体の中の毒素(不要物)を解毒する”というもの。
アルコールは肝臓で分解されていることはよく知られていますよね。
この働きが悪くなると、有害な毒素が体内に残ってしまいます。
5)前髪(前頭部):肛門やホルモン
<肛門系>の疾患(痔や便秘など)が考えられます。
また、ホルモン系の乱れが影響していることもあります。
前髪の生え際から後方が肛門に、
その前方がホルモンに関連していると言われています。
6)こめかみ部分:眼精疲労
こめかみの部分は視神経に繋がっています。
そのため、<眼精疲労>が影響します
目の使い過ぎは頭痛なども引き起こします。
7)耳の後ろ・耳の周り:聴覚や歯・歯茎
<聴覚障害>の可能性があります。
人間の体の中でも特に耳は老化が進みやすいところです。
また、耳の後ろだけではなく、
耳の周りは歯や歯茎などの病気の可能性もあります。
虫歯や歯槽膿漏、歯周病といった歯に関する疾患の場合に現れます。
8)後頭部:生理不順や精力減退
<生理不順>や婦人科系、
自律神経の疾患もここに現れやすくなります。
また、この部分の白髪は体調不良だけではなく、
就寝中に枕と頭皮が擦れることでの刺激が
関係していることもあります。
9) つむじ:肺や心臓
<心臓>や<肺>などが弱っている可能性があります。
心臓や肺の病気は命にかかわるような大きな病気が多く、
もし本当にそうであればすぐにでも病院等での検査が必要です。
また、白髪の影響となる紫外線も浴びやすい部分なので、
明らかに不自然な場合を除き、
そこまで気にしなくてもいいかもしれません。
▶後頭部や襟足に白髪が少ない理由
白髪が生えるのが最も遅い
頭皮は血行が悪くなると硬くなります。
しかし、後頭部は頭頂部に比べると静脈が通っているため血流が良く、
頭皮が硬くなりにくいのです。
また、後頭部は、
白髪に影響する<女性ホルモン>の減少の影響を
受けにくいと言われています。
そのため、は白髪が生えにくいのです。
自分からは見えないので気づきにくい
後頭部は自分では確認しづらい場所なので、
発見までに時間がかかることがあります。
前髪や生え際は鏡ですぐ見えるので気づきやすいですよね。
また、髪型でも気づきやすかったり気づきにくかったりします。
ショートやボブの短めの髪型だと白髪が目立ちやすくなります。
それに比べてロングヘアだと表面の髪が覆いかぶさり、
内側が出てくることがないため目立ちにくくなるでしょう。
▶不自然に多い部分白髪には要注意
白髪の大きな原因はメラノサイトで“メラニン”が作れなくなるため。
そして、これは老化によるものであることが一般的です。
しかし、“極端にどこかの部分だけ白髪が多い”“部分白髪がある”
といった場合はどこかの体調不良を疑ってみてもいいかもしれません。
白髪は老化に伴い、一般的には次のような順番で生えていきます。
[前頭部(前髪)]
↓
[側頭部(左右、耳、こめかみ)]
↓
[頭頂部(中心・つむじ)]
↓
[後頭部]
↓
[ヒゲ]
↓
[鼻毛]
↓
[陰毛]
↓
[眉毛]
↓
[まつ毛]
この順番を無視して全く違うところから
白髪が生えてきたという場合は、
やはり体調不良を疑ってみてもいいかもしれません。
▶体調不良のサインをキャッチしよう
白髪が生える場所から体調不良がわかることについてお話しました。
白髪が生えてきたときに、ショックで落ち込むのではなく、
白髪からの大事なSOSだと思い、
生活習慣の見直しやストレスの軽減などに気を使ってみましょう。
髪だけでなく体の内側から
元気になれるチャンスととらえてみませんか?