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【ブログ】ヘアブラシ~種類と正しい使い方~

美容室 ヘアカラー専門店 美容師 白髪染め 宮崎

 

~目次~

ブラッシングの目的

ブラッシング前のヘアケア

効果的なブラッシング

間違ったブラッシング

ブラシ選びのポイント

重要なブラシの毛の種類

 

普段何気なくブラッシングを行っている方が多いかと思いますが、
<正しいブラッシングの方法>を知っていますか?
ブラッシングは美髪とヘアケアの基本です。
髪を梳かすと指通りも良くなり、サラサラになります。
しかし、間違った方法でやってしまっては意味がありません。
美髪を保つためにも大切な“ブラッシング”についてお話します。

 


▶ブラッシングの目的


 

ブラッシングは最高のヘアケア

ブラッシングの目的は、
髪の毛についた埃や抜け毛などを取り除き、
櫛どおりを良くすることと、
頭髪にある皮脂を髪の毛に行き渡らせて、
髪の毛に潤いを与えること、
頭皮に刺激を与えて血行を良くし、
頭皮の新陳代謝を促すことです。

 

したがって、ブラッシングは、頭皮や髪のためには、
非常に良い効果のあるヘアケア、頭皮ケアですが、
ブラッシングの方法や、タイミング、ブラシに選び方によっては、
かえって頭皮や髪の毛にダメージを与えてしまいます。

 

最悪のヘアケア方法にも

頭皮に強い刺激が加わるようなブラッシングや、
雑なブラッシング、同じ場所を何度も往復するブラッシングは、
頭皮に負担をかけ、“かゆみやフケの原因”になるとともに、
切れ毛を増やしてしまいます。
ブラシの先で直接頭皮を傷つけたり、刺激したりしないように、
ゆっくり丁寧にブラッシングすることが大切です。
ブラシの先で頭皮を傷つけることは、
直接的な頭皮トラブルの原因になってしまいます。
“かゆみを感じる→強くブラッシングをする”という行為が、
最も頭皮の状態を悪化させる行為です。
特に、髪の毛を長くしている人は毛先からブラッシングを始め、
丁寧に、髪の毛を解きほぐすように行いましょう。

 


▶ブラッシング前のヘアケア


 

髪を梳かした後にするヘアケア方法もありますが、
まず重要なのは<髪を梳かす前のヘアケア>です。
そのまま櫛を通してしまうと、
髪に引っかかり抜け毛や切れ毛が増えてしまったり、
引っかかった状態で無理矢理櫛を通すと、
髪のダメージとなってしまったりします。
事前のヘアケアで髪の負担を減らしてあげましょう。

 

髪を梳かす前にするヘアケア方法とは?

髪を梳かす前にするヘアケア方法は髪の状態によって色々ありますが、
★髪を湿らせる
★なめらかにする事
が基本です。
特に乾燥髪の方はブラッシング前に
必ず髪を湿らせるようにしましょう。
パサパサのままブラッシングしてもヘアケアにはなりません。
髪のダメージが大きい場合は、
ブラッシング用のスプレーを全体的にかけてあげると良いでしょう。

 

また、毛先のダメージが酷い場合やセミロング~ロングヘアの場合は、
梳かす前に毛先にヘアオイルやヘアクリームを馴染ませてあげると
スムーズに櫛が通ります。

 


▶効果的なブラッシング


 

髪や頭皮にも優しい効果があるブラッシングについては、
以下の3段階に分けて行うのが有効です。
①毛先からもつれがあれば、そっとほぐすようにブラシを入れる
②毛先より根元寄りから、毛先にかけてブラシを入れる
③髪の根元から毛先にかけてブラシを入れる
いきなり髪を一気に梳かすのでなくて、
段階を踏んで梳かしていくことが大切です。

 

また、ブラッシング時は
丁寧にゆっくりとブラシを動かすことが必要です。
これは頭皮を引っ張ることを避けるのと同時に、
摩擦により髪のキューティクルを剥がしてしまうのを
避けるという意味合いがあります。
髪が絡まりやすい方は、
オイルなどをつけて行うことがオススメです。

 

おすすめのブラッシングのタイミング

最もオススメするタイミングは、<シャンプー前>です。
日中にホコリなどの汚れが髪に付着するので、
それを取り除いた上でシャンプーを行う必要があるからです。

 

また、ブラッシングは頭皮ケアにもなりますので、
優しく頭皮にも刺激を与えてあげた後にシャンプーをすると
血流が良くなって毛穴の汚れも浮き出やすくなります。
ブラッシングを行う際は、頭皮に与える影響も考えた上で、
段階を踏んで優しく丁寧にブラッシングを行いましょう。

 


▶間違ったブラッシング


 

血流を上げるためにも、しっかりブラッシングを行おうと、
根元からブラッシングをされている方もいると思います。
しかしながら、この方法は“NG”です。
根元までブラシを入れてブラッシングをしようとすると、
髪の毛が毛先に到達するまでにどうしても引っかかります。
その際、頭皮に不要な力がかかり
毛穴にもダメージを与えてしまいます。
健康な髪を無理やり引き抜いてしまうことにもなりかねません。
特に頭皮が弱ってしまっているときなどは、
髪の毛が簡単に抜け落ちてしまいます。

 

また、髪が途中で切れたり、絡まる原因にもなったりします。
最悪の場合、薄毛や白髪を作る可能性もあるので、
根元から一気に行うブラッシングはやめましょう。

 


▶ブラシ選びのポイント


 

ヘアブラシは髪の悩み別で使い分けると、上級者です。
髪質に合ったブラシがあるように、
櫛(コーム)も髪質に合わせた種類を使うようにしましょう。
今使っているヘアブラシは本当に髪に合っていますか。
使い方や選び方を間違えると、
髪トラブルを引き起こす可能性があるので注意が必要です。

 

美容室 ヘアカラー専門店 美容師 白髪染め 宮崎

[クッションブラシ:髪や頭皮の汚れが気になる方へ]
★髪や頭皮の汚れが気になる
★シャンプーでは汚れが落ち切っていない気がする
という悩みを抱えている方にオススメです。
クッションブラシはその名の通り、
ラバーの部分がクッションのようになっており、
中央の盛り上がりによって
しっかりと髪に当たる構造になっています。
ブラシの先が丸いのも特徴です。
シャンプー前に、髪の毛についた埃や切れ毛を取り除くために
ブラッシングをする際や頭皮マッサージに向いています。
髪質が柔らかい方にもおすすめです。

 

しかし、ブラシの先が強く頭皮にあたるようなタイプだと、
頭皮に負担をかけてしまうので、
ブラシの先が丸い形状のものを選ぶようにしましょう。

 

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[スケルトンブラシ:髪の毛量が多くて絡まる方へ]
摩擦の影響もほとんど無く、
髪の量が多い方やすぐに絡まってしまう方にオススメです。
まるで手ぐしのような感触です。
すき間の多い造りになっているため髪の毛も絡まりにくく、
梳く際のダメージも少ないのが特徴です。

 

デザインやカラーも種類が多く、
ダメージが蓄積している髪にも最適です。

 

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[パドルブラシ:抜け毛が気になる方へ]
★抜け毛が気になる
★薄毛を改善したい
という方にオススメです。
“美髪になる”と流行中でもあり、
持っている方も多いのではないでしょうか。
サイズが大きく、一気にブラッシングできるのが特徴で、
クッションも柔らかく弾力性も高いです。
髪や頭皮を優しくブラッシングし、
頭皮マッサージ効果も抜群で
“抜け毛予防”や“薄毛改善”にも力を発揮します。

 

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[ロールブラシ:くせ毛をしっかり直したい方へ]
美容室・ヘアサロンなどでもよく見かける
360度全てにブラシがついているのが特徴です。
根元からしっかりとブラッシングすることでくせ毛を伸ばし、
スタイリングしやすくしてくれます。
名前にロールとあるように、カールアレンジにも使えるため、
ストレートヘアの方にも重宝されます。

 

他にもデンマンブラシや天然毛ブラシなど様々な種類があるので、
色々と試してみるのも良いと思います。
シャンプーやトリートメントと同じく、
ヘアブラシも自分の髪の状態に合ったものが良いでしょう。

 

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[ジャンボコーム:髪が特に傷んでいる方へ]
歯と歯の間隔が広い大きめで、
髪が特に傷んでいる方にオススメです。
トリートメントやカラーリング剤を馴染ませるのにも最適で、
ひとつ持っておくと便利だと思います。

 

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[木製の櫛:静電気が起きやすい髪の方へ]
昔から使われており、
静電気が起きにくいのでスタイリング時にも重宝します。
髪を梳かせば梳かすほどツヤが生まれるので、
ブラッシングしながらヘアケアする事が可能です。
正しいブラッシング方法で髪の毛の負担を減らせば、
後に行うトリートメントの効果もUPします。

 


重要なブラシの毛の種類


 

頭皮に強い刺激を与えず、髪の毛の艶を出すには、
豚毛、猪毛などの<天然毛ブラシ>です。
天然毛のブラシは、静電気が起きにくく、
ナイロン製は静電気が起きやすいという特徴があります。
ブラッシングをするタイミングに合わせて、
ブラシを使い分けることが、効果的なブラシの使い方です。
就寝前などに、髪の毛の艶を出すため、
頭皮の血行を良くするためにブラッシングをする際には、
自然毛のブラシが向いています。

髪の毛の量が多い方はコシのある“猪毛”のもの、
髪の毛の少ない方は柔らかい“豚毛”のものが向いています。

 

用途に合わせて適切なブラシを使い分け、
正しい方法でブラッシングを行いましょう。
是非、参考にしてみてはいかがでしょうか?