【ブログ】“美の最先端”アメリカのネイルサロン事情
~目次~
▶アメリカのネイルサロンはこんなところ
▶メニューと料金の相場
▶ネイルサロンでの施術の流れ
▶ネイルサロンでの注意点
▶まとめ
様々なものが最先端を行くアメリカ。
どのようになっているのか説明したいことは多いですが、
今回は<ネイルサロン>に焦点を当てます。
なぜならば、アメリカでは日本と違い、
ネイルサロンに行くことが生活の一部となっているほど
大多数の方々がネイルをされています。
そこだけでも大きな違いですよね。
つまり、日本もいずれはアメリカと同じような状態に
なるのかもしれません。
今回はせっかくなので、
そしてアメリカでネイルサロンに行く際の参考になるよう、
システム、メニュー、注文方法や注意点まで
お話ししたいと思います。
▶アメリカのネイルサロンはこんなところ
アメリカの女性は爪にとても気を遣っていて、
日々のお手入れの一部として日常的にネイルサロンに行きます。
そのため、アメリカではネイルサロンの数がとても多く、
そして安価です。
ただ、 アメリカではネイリストの資格は無く、
技術にかなりのバラつきがあるので、
仕上がりに過度の期待は禁物かもしれません。
日本のようなデザインネイルができるサロンは高級サロンで、
数も少なく、値段も高いです。
▶メニューと料金の相場
代表的なメニューは以下の通りです。
[Manicure(マニキュア)]
ジェルでない普通のマニキュア(ポリッシュ)。
オフ&下処理をしてからマニキュアを塗ってくれます。
NYのサロンでの相場は12~15ドルです。
[Color Gel Manicure(カラージェルマニキュア)]
UVライトを使ったジェルネイル単色塗り。
オフ&下処理をしてからジェル一色塗りで仕上げます。
相場は25~35ドルです。
[Powder Gel Manicure(パウダージェルマニキュア)]
アメリカではジェルより人気のディップパウダーネイル。
日本では見かけません。
“Dip Powder”、“SNS Powder”などの呼び方があります。
仕上がりはジェルのようなのに、
爪の表面を削らず、ライトも使わず、
指を粉の入った瓶に投入して作るネイル。
相場は35~45ドルです。
[Soak Off(ソークオフ)]
付けているジェルをオフするメニューです。
相場は5~10ドルです。
[Pedicure(ペディキュア)]
普通のマニキュアの足バージョン。
マッサージチェアでフットバスと軽くスクラブをした後に、
オフと下処理をして、マニキュアを塗ります。
相場は20~25ドルです。
[Color Gel Pedicure(カラージェルペディキュア)]
ジェルの足バージョン。
相場は40~50ドルです。
▶ネイルサロンでの施術の流れ
今回はアメリカに行った際に少しでも参考になれるよう、
施術の流れをお話ししたいと思います。
1)入店
基本的に予約は不要です。
入ってすぐに、希望のメニューを聞かれるので、
希望のメニューを伝えましょう。
席が空いていればそのまま通され、
満席だと入口の椅子等で待つように指示があります。
メニューを伝えた後は色のサンプルを渡されるか、
棚から好きな色のボトルを選ぶよう指示があります。
[質問と返答の例]
・How can I help you?(今日はどうしますか?)
→メニューを伝えます。
「Gel Manicure, Please」/「Pedicure and 」等
・Do you have a gel now?(今ジェルしていますか?)
→オフの有無に関わる質問です。
「Yes」/「No」
・Please choose the color (色を選んでください)
→決まったら伝えましょう。
「I’ll pick this one」/「This one please」等
2-1)施術中:マニキュア
席に着いたら爪の長さと形の希望を聞かれます。
その場合、以下の画像を参考にしてください。
↑① ② ③ ④ ⑤
①:SQUARE
②:ROUNDED
③:OVAL
④:ALMOND
⑤:BALLERINA OR COFFIN
必要があればオフをします。
表面を削った後にアセトンが染み込んだコットンを
爪に置いてホイルで巻き、しばらく放置します。
日本でも同様の方法です。
オフ後は爪の形を整えて甘皮処理をし、
先ほど選んだ色を塗ります。
硬化の際、“ライトを当てる手”と“塗る手”を
交換するタイミングは「Switch」と指示があります。
2-2)施術中:ペディキュア
足元にフットバスのあるマッサージチェアに通されます。
フットバスとスクラブで足を洗ってくれた後に、
爪の形を整えて甘皮処理をし、カラーを塗ります。
[質問と返答の例]
・How whould you like to cut?/
How would you like the length?(長さはどうしますか?)
→長さを残す場合:「Please keep the lengh now」
→短くする場合:「Please cut it short」
・How would you like the shape?(形はどうしますか?)
→お好みの形を伝えます。
Round(丸く)/Square(スクエア)等
3)仕上げ
マニキュアの場合は、手でも足でも塗り終わると
その場で何分待つように指示があるか、
サロンによっては乾燥用の風が吹き出る机に移動します。
十分に乾かしましょう。
ジェルの場合は、爪用のオイルを塗って、
ホットオイルでふき取ってもらえたら完了です。
ここまで、所要時間は40分~1時間で、
マニキュアの場合はもっと早いです。
4)支払いとチップ
日本とは違って“チップ”があるアメリカ。
カード払いができるお店でも、
チップは現金でというケースがほとんどです。
そのためカードの場合は精算後、
担当者にチップを現金で渡します。
現金の場合はチップも加算した金額を払っておつり不要と伝える、
もしくはおつりをもらった後に改めて担当者にチップを渡します。
チップはNYの場合、料金の20%が目安です。
素晴らしかったと思った際はもっと渡しても良いですし、
逆に対応が悪かったなど不満な場合は減らすこともあります。
▶ネイルサロンでの注意点
避けるべき店舗の見分け方
口コミを事前に調べていれば問題はありませんが、
器具を消毒せずに使い回しをしている店舗は危険です。
お客さんごとに袋で密封している新しい器具、
もしくは滅菌機から取り出しているかはチェックです。
爪の削られすぎには注意
経験や技術にかける担当者にあたった場合、
爪の表面を過度に削られてしまうことがあります。
もしもそう感じた場合は、
「Please don’t buff so much」と伝えましょう。
お直し保証について
日本の場合は1週間以内ならお直し無料
といったサロンが多いですが、
アメリカではその制度はほとんどありません。
店舗によって対応は違うかと思いますので、
お店に相談してみるのがいいですね。
▶まとめ
アメリカにおいてのネイルサロンは、
値段も安くカジュアルに行ける場所です。
そのため、お友達やパートナーと一緒に行ったり、
2人で一緒に施術したり、そんな光景がよく見られます。
今回はシステムやメニュー、注文方法や注意点、
そしてアメリカでネイルサロンに行く際の参考になるよう、
お話をしました。
今以上にネイルについて興味を持つキッカケにもなれば、
嬉しく思います。