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【ブログ】ヘアドネーションを知っていますか?②

美容室 ヘアカラー専門店 美容師 白髪染め 宮崎 都城 日南

 

~目次~

ヘアドネーション後の髪型の選択肢

男性でもできるヘアドネーション

子どもでも参加できる

さいごに

 


▶ヘアドネーション後の髪型の選択肢


 

ヘアドネーションカット後の髪型には
だいたい以下のような選択肢がありますが、
基本的に自分の好きな髪型を指定すればOKです。

カットする長さに合わせて髪型を決めていくパターンと、
どんな髪型にするかをあらかじめ決定してから
カットするパターンがあります。

 

・ボブ:背中~腰くらいと、ある程度の長さが必要

・ショートボブ:背中くらい、
前であれば胸の下くらいの長さが必要

・ショート:背中くらい、
前であれば胸の下くらいの長さが必要

※あくまで目安であり、個人差があります。

 

アゴのラインの長さになる髪型が多くなっていますが、
それよりも長い髪型を希望する場合は、
もっと髪を長く伸ばす必要があります。

また、カットをする際には
「カット後、短いままキープするのか」
「再び髪の毛を伸ばしたいのか」
についても美容師さんに伝えておくとよいでしょう。

ちなみにボブスタイルは比較的扱いやすく、
どちらにも対応できるのでおすすめです。

 


▶男性でもできるヘアドネーション


 

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男性でもヘアドネーションへの参加は可能です。

長さが31cm以上であることや、
過度なダメージがないといった条件を満たしていれば、
老若男女・人種に関わらず髪の毛を寄付することができます。

 

髪を伸ばしている期間、人の目が気になる?

ヘアドネーションは、性別や国籍に関わらず、
誰でも参加できるボランティア活動です。
もちろん男性の参加者もいますが、
日本でヘアドネーションを主催しているJHD&Cによると、
男性からの寄付は全体の10%ほどとなっています。

 

大人の男性の場合は、髪型を比較的自由にできるフリーランス、
エンジニア、ミュージシャン、芸術家といった職業がほとんど。

周囲の人も、その人の趣味趣向に対して
とくに何かを言うことはないようです。

 

小中学生の男の子でもヘアドネーションへの参加は可能ですが、
大人に比べると少々事情が異なります。

ヘアドネーションに興味を持ち
「参加したい」と思う子どもも多いのですが、
ヘアドネーションに必要な長さは最低でも31cm以上。

男の子はもともと短髪であるケースが多いため、
一般的には女の子よりも伸ばすのに時間がかかります。

 

その間に、周囲の子どもたちから
「からかわれる」「女の子みたいと言われる」
といった問題が発生することも少なくありません。

また、校則で「男子生徒は髪を短く切らなければならない」
と決めている学校も存在します。

 

ヘアドネーションバッジ

男性の場合、どうしても女性より髪を伸ばしている理由を
尋ねられる機会が多くなりがちです。

聞かれるたびに細かく説明できればよいですが、
ひと目で「ヘアドネーションに参加している」
ことを分かってもらえれば面倒がありませんよね。

 

そんな方のために考案されたアイテムに、
「ヘアドネーションバッジ」があります。

これはヘアドネーションに参加していることを
他人に知らせるためのもので、
発案・製作者は東京都内に住む女子中学生。

「300個の缶バッジを作って、
ヘアドネーションマークを性別・年齢関係なく広めたい!」
という思いから、2019年7月1日~30日にかけて
クラウドファンディングへ参加。

その結果、「I do hair donation」という
英文が記されたバッジを製作することができました。

 

このような活動によって
現在ではヘアドネーションの認知度が年々高まり、
男性を含む参加者の背中を押す取り組みも増えてきています。

 


▶子どもでも参加できる


 

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お子さんにもヘアドネーションを理解してもらいましょう

世の中にはさまざまな活動や寄付がありますが、
ヘアドネーションは髪を伸ばすだけでできるのも特徴です。
近年では子どもがその活動に興味を持ち、
参加したいと希望するケースも増えているようです。

 

しかし、髪を伸ばすだけといっても、31cm以上の長さまで
伸ばすのには少なくとも2~3年はかかります。

そのため、子どもが参加する際にはまず大人である保護者が
ヘアドネーションについてしっかり勉強し、
「なぜ寄付をするのか」
「この活動がどんな人のためになるのか」
といった理由や背景を説明、
理解してもらうことが必要です。

 

ロングヘアーをキープするのは意外と大変な作業なので、
シャンプーやドライヤー、髪を結わく手伝いなどで、
大人がこまめにサポートしてあげることも重要です。

 

七五三などのイベントは計画的に

女の子の場合、七五三まで髪を伸ばす
といったケースが多く見られます。

もし、七五三が終わった後に髪をバッサリ切る予定なら、
その髪の毛を寄付してみてはいかがでしょう。

必要な子どもに切った髪の毛をプレゼントすることは、
子どもにとっても貴重な思い出となることでしょう。

 

ただし、七五三のあとには入学式が控えているため、
そこまで長い髪の毛をキープしたいという場合は、
そのイベントが終わった後にドネーションカットを行いましょう。
うっかり切ってしまうともとに戻すことはできないので、
計画性を持って参加するようにしてください。

 

ドネーション後の髪型を一緒に考える

ドネーションカットを行うと、
髪の長さはかなり短くなります。

これまで何年もロングヘアーで過ごしてきた子どもにとって、
短いヘアスタイルは新鮮でもあり衝撃的でもあります。

なかには「こんな髪型じゃイヤだ」
と感じる子もいるようなので、
ドネーション後の髪型を一緒にきちんと考えましょう。

 

美容院に行って美容師さんと話し合うのも
ひとつの手段なのですが、年頃の子どもの場合、
自分がなりたいヘアスタイルをイメージできなかったり、
恥ずかしくて要望を伝えられないといったケースがあります。

カットしたあとに希望の髪型を伝えられても、
美容師さんは修正できません。

 

そのため、事前になりたいイメージを
家で話し合っておいたほうがよいでしょう。

できれば「こんな感じ」という写真などがあると、
失敗が少なくなります。

 

自由研究や自由課題に取り入れてみては

小中学生でヘアドネーションをする子どもたちは、
夏休みの自由研究や家庭科の課題のテーマとして
選ぶことが多いようです。

自由研究を通してヘアドネーションを
多くの子どもたちに知ってもらうことができますし、
自分でヘアドネーションについて調べることにより、
より理解を深められるというメリットもあります。

 

その研究をキッカケにヘアドネーションに興味を持ち、
参加したいと思う子どももいるかもしれませんし、
子どもたちの周りにも良い影響を与えられるかもしれません。

 


▶さいごに


 

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ヘアドネーションへの参加に、
性別・年齢・人種は関係ありません。
男性でもヘアドネーションの考えに賛同し、
髪を伸ばしている人も多くいます。

 

今回お話しをしたヘアドネーションという活動に
堂々と参加できる社会になればいいですよね。