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【ブログ】髪の毛の湿気対策~原因からヘアケア方法まで~

美容室 ヘアカラー専門店 美容師 白髪染め 宮崎 都城 日南 大隅

 

~目次~

湿気で髪の毛がうねる原因

おすすめのヘアケア方法

湿気が多い日のスタイリングのコツ

日々の習慣も大切

髪の毛のうねりに関するQ&A


▶湿気で髪の毛がうねる原因


 

雨の日や梅雨の時期には、
なぜ髪がうねったり広がったりしてしまうのでしょうか?

まずは、その原因から見ていこう。

湿気により髪がうねったり広がったりするのは、
髪が水分を吸収して膨張したり、
膨らむことで毛髪の形がゆがみよじれたりしてしまうためです。

水分を吸収しやすい髪ほど、湿気に弱くうねりが強くなります。

 

髪が水分を吸収しやすくなる大きな要因は3つ。

まずひとつめは髪質によるもので、やわらかな猫っ毛や、
太くてかたいくせ毛は水分を吸収しやすい特徴があります。

 

次に挙げられるのが髪のダメージ。

ドライヤーの熱、パーマの薬剤、紫外線、
ブラッシングによる摩擦などのダメージを受け、
髪表面のキューティクルが剥がれ落ちると、
その傷んだ部分から水分が吸収されやすくなってしまいます。

 

そして3つめは、毛髪内の成分バランスの崩れ。

加齢、ホルモンバランスの乱れ、ストレスなどにより
髪内部のタンパク質や水分バランスが崩れると、
湿気を吸い込みやすくなってしまいます。

湿気による髪のうねりを抑えるには、
自分の髪が湿気を取り込んでしまう要因をはっきりさせて、
髪質にあったヘアケアを行うことがポイントです。

 


▶おすすめのヘアケア方法


 

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1) シャンプー:洗浄力が強すぎないシャンプーを使い、頭皮からやさしく洗う

うねりがひどい髪には、コラーゲン、
ヒアルロン酸などが含まれた高保湿タイプの
アミノ酸・ベタイン系シャンプーなどがおすすめです。

髪の傷みが激しく絡まりやすくなっている場合は、
ダメージケア用シャンプーを選ぶのも良いでしょう。

 

洗髪するときはまず予洗いで頭皮と髪表面の汚れを落とし、
シャンプーに含まれる保湿・補修成分を
浸透させやすくするのがポイントです。

髪をしっかり濡らしておけば、
シャンプーが泡立ちやすくなります。

髪の長さ、多さに見合った量を使い、
よく泡立てからやさしく洗いあげてください。

髪をこすって摩擦が起きないよう、
頭皮からゆっくり洗うのがコツです。

 

2) トリートメント:毛髪補修成分入りのものを使用し、髪にしっかり浸透させる

シャンプーの後に使うインバストリートメントは、
毛髪の補修成分を配合したものを選んでみましょう。

髪表面の水分を補うヒアルロン酸やグリセリン入りのもの、
油分を補給するセラミドやホホバオイル配合のものが
おすすめです。

毛髪内部の補修に働きかける、ヒアルロン酸、コラーゲン、
加水分解シルクなどの成分も適しています。

 

トリートメントは、頭皮につかないよう
毛先を中心に髪の真ん中くらいまで丁寧になじませます。

とくに髪の傷みが気になるところは、
重ねづけしてたっぷり成分を届けましょう。

しっかり髪にもみこむようになじませたら、
蒸しタオルやシャワーキャップで包み込み、
髪にしっかり浸透させるのが理想的です。

5~10分ほどが目安です。

すすぐときは髪をこすりつけないよう注意し、
ヌルヌルした感触がなくなるまでしっかり洗い流します。

 

3) ヘアドライ:上から下に向かって風を当て、手ぐしで髪を引っ張りながら乾かす

ドライヤーで髪を乾かすときは、
根元からしっかり温風を当てるのがコツ。

下から風を当てるとボリュームが出てしまうため、
髪の上から下に向かって風を当てていき、
広がりを抑えましょう。

手ぐしで髪を軽く引っ張りながら乾かしていくと、
うねりが伸びやすくまっすぐに仕上げられます。

 

乾かしすぎは湿気を吸い込みやすくなってしまうため、
少し水分が残っている状態(80~90%程度)で
終えるのがおすすめです。

ある程度乾いたら冷風を当てて仕上げ、
最後にブラッシングをして整えます。

ドライの後には洗い流さないトリートメントなどをつけ、
髪が湿気を取り込まないようブロックすれば完了です。

 


▶湿気が多い日のスタイリングのコツ


 

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1) ヘアアイロン:毛束を少しずつとって均一に熱を伝え、しっかり冷めるまでキープ

ヘアアイロンを使うときは熱によるダメージを防ぐため、
セットする前にスタイリング剤を髪になじませましょう。

内側から毛束を少しずつとり、
髪の毛に熱が均一に伝わるように当てていくのがポイント。

 

ストレートアイロンは、
根元から毛先に向かって髪を伸ばすように当てます。

カールアイロンの場合は、
髪の毛を巻き込んで固定したまま数秒間キープするのがコツ。

髪が温かいうちにスタイリングすると崩れやすくなるため、
熱が冷めるまで触らないように注意しましょう。

暑い時期や急ぐときは、
ドライヤーの冷風を当てて冷ます方法もあります。

 

2) スタイリング剤:ヘアオイル、クリーム、バームで髪の表面をコーティング

湿気でうねりやすい髪には、ヘアオイル、クリーム、
バームなどの油分の多いスタイリング剤がおすすめです。

スタイリング剤に含まれる油分が髪の表面をコーティングし、
湿気をブロックしてくれます。

 

ストレートヘアの場合、
スタイリング剤を手のひら全体に伸ばし、
毛先を中心にもみ込んでいくのがポイントです。

そのまま手を髪の内側に入れてボリュームを抑え、
最後に表面をなでつけるようにして仕上げましょう。

カールヘアの場合は、髪をまとめたり
アレンジしたりするときにヘアオイルでセットし、
仕上げ用のスプレーを髪全体にまんべんなく吹きかけると
スタイルをキープできます。

 


▶日々の習慣も大切


 

自然乾燥はNG。シャンプー後はすぐに乾かす

シャンプー後は、すぐに髪を乾かしましょう。

ロングヘアの場合、時間をおいて乾かす人も多いですが、
放置しておくとうねりがひどくなることもあります。

濡れたままだと髪表面のキューティクルが開き、
水分が入り込んで膨張しうねりを生み出してしまいます。

 

また、濡れたままで寝ると髪がうねったまま乾いてしまい、
枕などの寝具で擦れてキューティクルが剥がれ、
湿気を取り込みやすくなるので注意しましょう。

 

紫外線、ブラッシングの摩擦、カラーリングの薬剤などによるダメージを防ぐ

日頃から髪にダメージを与えないよう心がけましょう。

外出時には、UVスプレーや帽子、
日傘などで紫外線対策を行うことも大切です。

また、髪や頭皮にダメージを与えないよう
やさしくブラッシングするのもポイントになります。

頭皮ケアにも使えるパドルブラシなどを使うと、
負担を抑えつつケアできます。

 

可能であればパーマやカラーリングも避けるのが無難です。

とくに明るい髪色ほど強い薬剤を使う傾向があるので
気を付けましょう。

 


髪の毛のうねりに関するQ&A


 

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雨の日は縮毛矯正しないほうがいいのは本当?

雨の日に縮毛矯正をすること自体は問題ありません。

雨の日に施術した場合は、
最後にアイロンでセットして持ちをよくさせたりしています。

ただし、施術後すぐはストレートが定着していないため、
帰宅時に雨で髪が濡れないよう注意してください。

もし濡れてしまったらすぐにブローで乾かしましょう。

 

外出先でうねりを直す方法はある?

外出前にあらかじめキープスプレーなどを使って、
髪を落ち着かせておくのがおすすめです。

あえて前髪をアップにしたり、
カチューシャやピンで固定させたりするのもいいでしょう。

外出後にうねりが出てしまった場合には、
コンパクトタイプのヘアアイロンなどを使って整えましょう。