【ブログ】今話題の“ダーマペン”とは?
~目次~
▶ダーマペンとは
▶ダーマペンの効果
▶ダーマペンのメリット3つ
▶ダーマペンの痛みや副作用について
▶ダーマペンの注意点
▶さいごに
ニキビ跡や毛穴の開きなどの問題に効果的とされているダーマペン。
しかし、効果や相場、副作用など不安を抱えている方も多いでしょう。
そこで今回は、ダーマペンとはどのような治療なのか、
効果や相場などについてお話ししたいと思います。
▶ダーマペンとは
ダーマペンについて
ダーマペンとは、髪の毛よりも細い極細の針を刺して肌に穴を開け、
肌本来の治癒力をアップさせる治療です。
ダーマペンで肌に穴を開けると「コラーゲン」や「エラスチン」の
基になる線維芽細胞が活性化します。
その結果、「コラーゲン」や「エラスチン」が増加し、
ターンオーバーの促進や肌の弾力アップなどの効果が
期待できるでしょう。
また、肌に開けた穴から美容成分を浸透させることで、
美容成分の効果も得られるでしょう。
しかし、一度の治療では十分な効果を得られにくいため、
数回通う必要があります。
ダーマペンの相場
ダーマペンの費用相場は、20,000円以上が多いです。
オプションで麻酔クリームや他の施術を追加すると、
さらに費用がかかります。
クリニックや医院によって費用は大きく異なるため、
施術前にしっかり費用を確認しましょう。
ダーマペンとダーマペン4との違い
最近になってダーマペンには、
ダーマペン4という新しいタイプが登場しました。
従来のダーマペンとの違いは、針の数と振動回数です。
ダーマペン4には16本の極細針がついており、
1秒間に120回振動することで、
1秒間で1,920個の穴を肌に開けられます。
そのため、従来のタイプよりも有効成分が浸透しやすくなり、
さらに施術時間の短縮も可能です。
▶ダーマペンの効果
ニキビ跡を改善する効果
ダーマペンには、ニキビ跡である
クレーターの改善効果が期待できます。
ダーマペンの刺激による「コラーゲン」や「エラスチン」の
増加や肌のターンオーバーの促進が、凹んだ肌の再生を助け、
ニキビ跡を目立ちにくくするでしょう。
また色素沈着によるシミやくすみの改善も期待できます。
ニキビ跡がクレーターやケロイドになったりしている方に、
ダーマペンはおすすめです。
皮膚の炎症を鎮めて正常な皮脂の分泌を保つ効果もあるため、
ニキビ治療や予防にも効果的でしょう。
しかし症状の重いニキビは、
症状を悪化させるリスクがあるため、
医師に相談することが大切です。
毛穴の開きを改善する効果
鼻や頬の毛穴の開きを引き締める効果が期待できます。
正常な皮脂の分泌を促し、
肌のターンオーバーの促進することで、
角栓が排出され毛穴が目立たなくなるでしょう。
ダーマペンがおすすめの方
ダーマペンは、以下のような悩みを持つ方におすすめです。
・ニキビ跡が気になる
・毛穴の開きを改善したい
・肌のハリ不足に悩んでいる
・ニキビができやすい
▶ダーマペンのメリット3つ
①ダウンタイムがほとんどない
ダーマペンでは、ダウンタイムがほとんどありません。
もし赤みや出血などが出た場合でも、
2日程度で治ることが多いでしょう。
クリニックによって差はありますが、
治療後の翌日からメイクできることがほとんどです。
なるべくダウンタイムを短くして、
普段の生活に戻りたい方にダーマペンは向いています。
しかし、内出血が起こることもあり、
その場合はダウンタイムが長引くため注意しましょう。
②ほぼ傷跡が残らない
ダーマペンで使用する針は、
非常に細く肌に付ける傷もごくわずかのため、
傷跡が残らない場合がほとんどです。
しかし、体質によっては傷跡が残るケースもあるため
注意が必要です。
③細かい部位にも使える
ダーマペンは、目元の細かい部分まで使えます。
レーザーの場合、安全面から目元には当てられません。
しかし、ダーマペンであれば、
レーザーよりも使える範囲が広がるため、
さまざまな肌悩みに対応できるでしょう。
▶ダーマペンの痛みや副作用について
①痛みは最小限
ダーマペン治療では、
麻酔クリームを塗布する場合が多いため、
痛みは最小限で済みます。
ちなみにダーマペン4では、
針を刺す深さを0.1mm単位で調整できるため、
施術中に痛みを感じたら深度を浅くして痛みの軽減が可能です。
※痛みの感じ方には個人差があります。
②痛みやかゆみなど副作用がある
ダーマペンの治療には、以下の副作用が予想されます。
・針を刺す痛み
・かゆみや腫れ
・内出血や赤み
・肝斑が悪化する可能性
かゆみや腫れ、内出血といった副作用は、
数時間から数日で改善されることが多いようです。
施術後は、肌が乾燥しやすい状態のため、
保湿を念入りにおこないましょう。
肝斑がある方は、症状が悪化する可能性があります。
肝斑とは、ホルモンバランスの乱れが原因とされている
シミのことで、女性に多いと症状です。
肝斑は、炎症によって色素沈着を起こす可能性が高いため、
ダーマペンの使用は避けた方が無難です。
▶ダーマペンの注意点
ダーマペンを避けた方が良い場合
ダーマペンは、アレルギーや疾患がある場合は
治療を受けられないケースがあります。
クリニックによって条件は異なりますが、一般的には、
以下に該当するとダーマペンを受けられないことが多いようです。
・金属アレルギーのある方
・出血性疾患がある方
・皮膚の疾患や重症のニキビがある方
・妊娠中の方
・ケロイドになりやすい方
ここで条件に当てはまらなかった場合でも、
クリニックや医院で個別に問診を受けて、
ダーマペンを受けられるか確認しましょう。
日焼け対策をする
ダーマペンの治療後は、
肌が敏感になっているため日焼けを避けましょう。
日焼けをすると肌が炎症を起こし、
肌トラブルの原因になります。
ダーマペンの治療を受けたら、
約1カ月は紫外線対策をすることが大切です。
しかしダーマペンの治療を受けた当日は、
日焼け止めクリームの使用を避けるように
指導するクリニックもあります。
ダーマペン治療後の紫外線対策は、
クリニックや医院によって異なるため、
必ず確認しましょう。
肌へ刺激を与えないようにする
ダーマペンの治療後は、
なるべく肌へ刺激を与えないように過ごすことが大切です。
たとえば、治療後2~3日は
サウナ・入浴・過度な運動は避けましょう。
ダーマペンによって肌が敏感になっている時期は、
体温の上昇によって赤みが出る可能性が高いです。
そのため、なるべくシャワーで済ませると良いでしょう。
また十分に保湿して、
外部の刺激から肌を守ることも大切です。
その際は、なるべく刺激の弱い化粧水を使うと良いでしょう。
▶さいごに
ダーマペンは、幅広い肌悩みの改善に有効な治療です。
しかし一度では十分な効果を得られないため、
継続して通院しましょう。
健康的な美しさは、日々のケアが重要です。
美容医療のハードルが高いと感じる方は、
毎日のケアから見直してみましょう。