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【ブログ】“髪質改善”どこまで知っていますか?②

美容室 ヘアカラー専門店 美容師 白髪染め 宮崎 都城 日南 曽於

 

~目次~

自宅で出来る髪質改善の方法

まとめ

 


▶自宅で出来る髪質改善の方法


 

自宅でできる髪質改善の方法について。

もちろん美容室で行なう髪質改善がベースになりますが、
+αをすることで更に髪質を改善していきやすくなります。

ですが、無理をしすぎると負担が大きくなってしまいます。

無理のない範囲で気にかけるくらいからやってみましょう。

 

髪質改善1) 食事

すでに生えている髪をキレイにするために
外からのケアはもちろん大切ですが、
内側からのケアはこれから生えてくる髪のケアに重要です。

特に食事というのは髪が生える際の元(栄養素)になります。

食べたものが身体の中をめぐり、
それを元に髪が生え成長していきます。

身体の成長と全く同じです。

少し気にかけてあげるだけでも髪の状態は良くなります。

 

髪質改善に良い食べ物は大きく分けると7種類あります。

 

①タンパク質

髪の基本成分であるケラチンのもとになる、
上質のアミノ酸を含むタンパク質が多い食品

(肉、魚、卵、大豆製品、牛乳、乳製品、牡蠣など)

 

②ヨード

甲状腺の働きを助け、
髪の発育を促進するヨードを多く含む食品

(わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類)

 

③コラーゲン

髪のツヤやハリをよくするコラーゲンを多く含む食品

(長芋、蓮根、納豆など)

 

④ビタミンE、A

血行を良くして抜け毛を防ぐビタミンE、Aを多く含む食品

(にんじん、かぼちゃ、小松菜、ほうれん草などの緑黄色野菜、
玄米、胚芽米、小麦胚芽油、ゴマ、ナッツ類、紅花油など)

 

⑤ビタミンB

頭皮の新陳代謝を促進すビタミンBを多く含む食品

(玄米、小麦胚芽油、豚肉の赤み、レバー、マグロなど)

 

⑥ビタミンA、C、E、Fなど

④と同じ役目であるタミンA、C、E、Fなどを多く含む食品

(レモン、オレンジ、さくらんぼ、いちごなどの柑橘類)

 

⑦亜鉛

髪の主成分でもあるケラチンを合成する機能機能がある食品

(牡蠣、レバー、魚介類、肉、チーズ、アーモンドなど)

※三大栄養素の中でも不足しがちな栄養素と言われています。

亜鉛が不足してしまうと毛髪が生成しにくくなるため、
薄毛がきになる方は意識して摂取するように心がけましょう。

 

 

髪質改善2) ライフスタイルにおける日々の習慣

[しっかりと睡眠をとる(最低6時間以上)]

ご存知の方も多いと思いますが、
髪はタンパク質、アミノ酸からつくられています。

枝毛や切れ毛など髪のトラブルは外部からのダメージだけでなく、
タンパク質やアミノ酸が不足することでも起こってしまいます。

 

髪の毛は頭皮の中にある毛根でつくられます。

この時に栄養成分は血管を通って頭皮に届き、
髪の毛へと変わっていきます。

睡眠不足になると、身体中の血管が収縮し毛根に
血液が通いづらくなり栄養が毛根に届きにくくなります。

つまり、毛根が十分な働きができなくなってしまいます。

 

結果、肌が荒れ頭皮環境も悪くなり、
髪が細くなって抜け毛も多くなります。

寝不足は肌にも髪にも何一つ良いことはないので、
しっかりと睡眠時間を取るように心がけてみてください。

 

[過度なダイエットや偏った食生活をしない]

身体は3ヶ月周期で中身が入れ替わると言われています。

栄養成分が血管を通って頭皮に届き、
髪の毛へと変わっていきます。

 

したがって、過度なダイエットや偏った食生活によって、
髪はやせ細り抜けやすくなってしまします。

ハリコシもなくなり艶もなくなっていきます。

過度なダイエットや偏った食生活は
髪にとってマイナスしかありません。

栄養バランスの良い食生活を心がけましょう。

 

[髪を洗った後に乾かす前はアウトバストリートメント]

髪を洗った後は、必ず完全に髪を乾かしてください。

髪は濡れるとキューティクルが開きます。

濡れたまま自然乾燥をしてしまうと、
開いたキューティクルが閉まらず
パサパサした状態で乾いてしまいます。

すると、髪の開いたキューティクル同士が擦れあって、
枝毛や絡まり、ダメージの原因となってしまうのです。

 

ドライヤーで乾かす事でキューティクルが閉まり、
艶なあるキレイな艶髪・美髪にどんどん近づきます。

乾かす前には、アウトバストリートメント
(洗い流さないトリートメント)をつけて
ドライヤーの熱から髪を守ってあげてくださいね。

 

また、濡れたままもしくは半乾きのままにしていると、
頭皮が臭くなったり寝癖がつきやすくなったりします。

 

[ヘアアイロンやドライヤーの過度な使用は避ける]

スタイリングの際に、カールアイロンやストレートアイロンを
毎日使い続けると髪は熱によって焼け焦げてしまいます。

 

カールアイロンを使っている方は、
額や首にアイロンが当たって火傷をしたこと、
一度は経験したことがあるのではないでしょうか?

 

火傷をするほどの熱ですから当然髪へのダメージも。

数回の使用では髪へのダメージはわかりませんが、
毎日使用し続けて半年・1年・2年と経過していくと
髪へのダメージは蓄積し枝毛や切れ毛、
もっとひどい状態になると藁のようにちぢれて
ボサボサになってまとまらなくなってしまいます。

 

したがって、アイロンの使用頻度を減らしたり、
アイロンの温度を下げたり、アイロンの使用前に
髪を熱から守ってくれるアウトバストリートメントなどでの
保護をしてあげることがとても大事になります。

 

※髪にアウトバストリートメント(オイルやスプレー)を
つけて乾かさずにアイロンをすると、
アイロンの高熱によってアイロンと髪の間で
アウトバストリートメントが気化して
高温・高圧の水蒸気が発生して髪が焼け焦げてしまうので、
アウトバストリートメントをつけた後は
必ず完全に乾かしてかからアイロンを入れましょう。

 

[シャンプー&トリートメントは自分の髪に合ったものを使用]

ご自宅でのシャンプー&トリートメントが
綺麗な髪を維持していくために一番重要といっても
過言ではありません。

 

髪質、クセ、髪の状態、目指すヘアスタイルは千差万別です。

髪が広がりやすい方、ボリュームが出にくい方、
乾燥しやすい方など。

 

CMや広告などのイメージで決めるのではなく、
髪質・髪の状態・目指すヘアスタイルにあった
シャンプー&トリートメントを選ぶことで
ご自宅での髪のまとまりや手触りが格段に変わります。

 

[自分に合った美容師さんを探す]

ご自宅でのケアはもちろん大切ですが、
それと同様に美容室で傷ませずに施術できるかも重要です。

美容室(サロン)で髪が傷んでしまえば、
ご自宅でのケアを頑張っても傷んでしまった髪は元に戻りません。

 

お客様に喜んでもらうために日々お客様の髪を
いかに傷ませずに施術できるか研究している美容師さんは
全国には多くいらっしゃいます。

お客様のことをちゃんと考えてくれる美容師さん選びも
もちろん重要になってきますので、
是非あなたにあった美容師さんを探してみてくださいね。

 


▶まとめ


 

髪は裏打ちされた知識と技術を持って施術し、
正しいヘアケアを継続すれば
必ずキレイな艶髪・美髪を手に入れることができます。

どんなお悩みの髪質でも、どんなに髪が傷んでいても、
必ず良い状態に改善することができます。

 

今回の話をきっかけに、
ご自身にあった美容室や美容師さんを見つけられたり、
ヘアケアを見直すことで艶髪・美髪を
手に入れられるヒントになったりすれば嬉しく思います。