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【ブログ】唇が乾燥する原因とケア方法~ふっくらリップ~

美容室 ヘアカラー専門店 美容師 白髪染め 宮崎 都城 日南 曽於

 

~目次~

唇の特徴と乾燥する原因

唇の乾燥予防に適したケア:原因別

唇の乾燥を予防するためのスペシャルケア

まとめ

 

空気の乾燥や紫外線、エアコンの風など、
日常には唇の乾燥の原因が多く潜んでいます。

「唇の乾燥」は身近な肌トラブルですが、
しっかりと向き合ったことがある方は
意外と少ないのではないでしょうか。

唇の皮は非常に薄く皮脂腺もないため、
もともと乾燥しやすい部位です。

 

今回はうるおいに満ちたふっくらリップの作り方も含め、
唇についてお話ししたいと思います。

 


▶唇の特徴と乾燥する原因


 

まずは唇についての基礎知識。

そもそも唇にはどんな特徴があるのか、
乾燥する原因はなにかをご紹介します。

 

唇の特徴

実は唇は、もともと乾燥しやすい部位。

顔や体の肌はカサカサする前に
きちんと乾燥予防を行うのと同じように、
唇にも毎日のケアが必要です。

唇は角層が顔などの肌に比べて薄く、
皮脂腺と汗腺もほとんどありません。

そのため天然保湿因子(NMF)という成分が少なく、
皮脂膜によるバリア機能を生むことが難しいため、
乾燥しやすいのです。

唇が乾燥するとガサガサした質感になり、
縦ジワ、ひび割れ、炎症などにつながるおそれがあるので要注意。

 

美容の面だけでなく、健康状態によっては
血色の悪さやヘルペスなどのトラブルが起こる場合もあります。

唇のかさつきや表面がひび割れる口唇炎、
端が切れる口角炎などの病気に早く気づいて治療を行うことも、
唇を美しく保つために大切なポイントです。

唇は乾燥して荒れやすい部位のため、
病気の症状が出ていても気が付かず自己流のケアを続けてしまい、
悪化してしまう場合もあります。

自分でケアをしてもなかなか症状が良くならない場合は、
皮膚科へ行って医師の判断を仰ぎましょう。

 

唇が乾燥する主な原因

[外部刺激]

唇を舐めたり、噛んだり、指で触れたりと、
普段なにげなく行っていることも、
唇にとっては大きな刺激。

乾燥を招く原因になることもあります。

ほかにも「メイクを落とす際に唇を強く洗っている」
「マスク着用により、唇との摩擦を起こしている」
なども要注意です。
日差しが強くなる時期は、
紫外線を受けることにより唇の水分が奪われることも。

UVカット効果のあるリップクリームやリップバームで
唇の紫外線対策も忘れず行いましょう。

 

[メイク]

口紅やグロスを使うとき、
下地となるリップクリームや美容液を付けずに
直接唇にメイクアイテムを乗せたり、
保湿成分が少ないアイテムでメイクをしたりすると、
唇が乾燥してしまう場合があります。

飲食時に便利な「リップティント」「落ちにくい口紅」も
使い方次第では 唇の負担になることも…。

違和感がある場合は使用を避けましょう。

成分が唇に残ったり、
使い続けることで荒れや色素沈着などが
起きる可能性もあるので注意してくださいね。

 

[ホルモンバランスの乱れ]

ストレスや、体調不良、生理、妊娠などによる
ホルモンバランスの乱れが原因で、
唇が乾燥する場合もあります。

ホルモンバランスが乱れると、
セラミドなどの天然保湿因子が失われやすくなるため、
唇も乾燥してしまうことがあるのです。

ホルモンバランスの乱れ以外に加齢によっても、
天然保湿因子は低下していくと見られているので、
意識しておくと安心です。

 


▶唇の乾燥予防に適したケア:原因別


 

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唇が乾燥する原因について、
思い当たるものはありましたか?

原因別に唇の乾燥を予防するためのケア方法を
ご紹介します。

 

外部刺激から唇を守るには

保護されていない状態の唇は、
ちょっとした刺激にも弱いもの。

刺激から唇を守るためには、
まずはこまめにリップクリームを塗り、
唇にうるおいを与えることが大切です。

この時使うアイテムはワセリン基剤にセラミド、
コラーゲン、ヒアルロン酸など、
保湿成分がたっぷり配合されたものを使用しましょう。

 

メイクで唇が荒れないようにするには

口紅やグロスなど、リップメイクを行う前は
必ず下地を塗ることを心がけましょう。

唇がメイクアイテムによって荒れることを防いでくれ、
縦じわを目立たなくし、
メイクの仕上がりを美しくしてくれる効果があります。

唇のメイクを楽しんだあとは、
メイクの落とし漏れに気をつけることも大切です。

色の濃い口紅を塗ったときなどは
つい強くこすってしまいがちですが、
クレンジングでメイクを落とす際は、
摩擦せず、やさしく行いましょう。

ポイントメイク落としを使ったり、
乾燥しづらいミルクタイプのクレンジングを使ったり、
唇の刺激を与えないように気をつけましょう。

加湿器を使用して室内の乾燥を防いだり、
辛いものなどの刺激物を食べないであったり、
唇を刺激から守ってくれるのでおすすめです。

 

唇のうるおいを保つには

まずはストレスを貯めずに、しっかり解消すること。

スポーツをする、趣味に打ち込む、
友達とおしゃべりをするなど、
自分に合った解消方法を知っておくと良いですよ。

ホルモンのバランスを整えるためには、
食事の栄養素に配慮し、
偏食や暴飲暴食を避けることも大切です。

ほかにも睡眠の質を上げて、
毎日きちんと十分な睡眠時間を確保することも忘れずに。

寝る前に食事をしない、
布団に入ったらスマホやPCを操作せずに目を休めるなど、
ちょっと気遣うだけで睡眠の質を上げることができるので、
ぜひ試してみてください。

免疫力が低下すると口唇ヘルペスができてしまうことも。

ヘルペスができるとつい気になってしまいますが、
触ったり自分で潰したりするのはNG。

医師の判断を仰いで、正しく治療を行いましょう。

 


▶唇の乾燥を予防するためのスペシャルケア


 

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日々の唇ケアが習慣づいたら、
スペシャルケアも取り入れてみましょう。

週に1~2回行うだけで、唇の表情がぐっと変わります。

 

1) リップパック

顔にフェイスパックを使用するように、
唇にもパックを使ってみてください。

市販のリップパックを用いて唇にうるおいを補給すると、
唇のうるおい、弾力を取り戻すことが可能です。

アイテムによって使用する頻度が異なるので、
購入したら説明書を確認の上、
適切な頻度で行ってください。

もっと気軽にスペシャルケアを試したいときは、
自宅にあるリップクリームやハチミツを使っても
リップパックができるので覚えておくと◎。

やり方は、お手持ちのリップクリームやハチミツを唇に塗り、
その上からラップをして5~10分程度置き、取り外すだけ。

この時使うリップクリームは自分が使い慣れているもの、
刺激の少ないものを使用してください。

少しでも刺激を感じたらすぐに中止して、
皮膚科に行くなど処置を行いましょう。

 

2) リップスクラブ

唇のカサつき、古い角質を取り除くためのケア。

しかし、ただでさえ薄い唇の表面を
無理にスクラブで擦るのはおすすめできません。

過度に角質を取り除くことにより、
唇のダメージにつながってしまうおそれがあります。

唇へは強い摩擦を加えず、うるおいを与え続けることで、
明るくハリのある唇に導きましょう。

もしスクラブを使う場合は、
保湿成分や植物オイルなどが十分に配合された
肌にやさしいアイテムをチョイス。

一般的なスクラブの使い方は、唇を濡らし、
リップスクラブを適量取って指で唇になじませた後、
ぬるま湯で落とすというもの。

毎日のケアに取り入れることは推奨されないことが多いので、
使用方法や使用頻度を確認の上、適切に使用しましょう。

また、唇の乾燥や皮が気になってなめるような癖は、
乾燥を進めてしまうので控えましょう。

唾液で保湿成分が奪われてしまうため、
余計にカサつきがひどくなります。

口唇皮膚炎、口角炎などを招く恐れがあるので要注意です。

 


▶まとめ


 

美容室 ヘアカラー専門店 美容師 白髪染め 宮崎 都城 日南 曽於

唇は粘膜なので、非常にデリケートなパーツ。

特に日常的にマスクを付けるようになってからは
マスクの下に隠れてしまうため、
尚更ケアを怠っていたという方もいるかもしれません。

唇が荒れる時期は空気が冷たくて
乾燥している冬場のイメージがありますが、
実は紫外線が強く、冷房による乾燥が気になる夏場も
注意が必要なのです。

外出時に紫外線カット効果のリップクリームをつける他にも、
定期的にマッサージやリップスクラブでのケアを行う、
特に乾燥を感じる日は眠る前に
リップバームをたっぷりと塗って寝るなど、
唇をケアする習慣をつけると良いでしょう。

毎日のケア以外にも、無意識に唇を触るなどの癖を治す、
リップクリームの種類をきちんと把握して使い分けるなど、
ちょっとしたことで唇の荒れを改善することができます。

 

うるおいのあるふっくらとした唇は、それだけで魅力的なもの。
毎日のケアで美しい唇を手に入れませんか?